あの大震災からもう15年が経ったんですね……。
私はあの日丁度休みだったので自宅におりました。
実家は関東で尚且つ地震に強いという県だったが故に自宅周りでの被害はなかったのですが、記憶にずっと残ってるのは揺れの大きさに吃驚した猫がとんでもない高さまで跳ね上がった瞬間でした。
震災数日前に我が家にやってきた仔犬くんは何が起きてるのかわからないな?という顔をしていたのも覚えております。
ちょっと大きめの揺れかな?程度に思っていたもののテレビをつけたらまるで別世界で。
これが本当に日本で起きている事なのか、と画面に映る津波の映像を見ながら恐怖を覚え、自然の怖さを実感した記憶があります。
私の方はというと、こういう大きな自然災害が起きた時に人間の本性がこんなにも露わになるのか…と。
Twitterには様々なデマが飛び交い、それを信じ込んでしまった人々が大騒ぎをして。その情報の出元も調べずに拡散して。
私は当時そういった情報を2ちゃんねるで収集していたので(それもどうなのという気もする)とりあえずTwitterに流れているモノは全てデマだと思い拡散はせずに止めていたのですが…。
何と。
大学の友人達がほぼ全員そのデマを信じてしまいまして。
昔のチェーンメールじゃないですけど、「今こういう状況だから拡散して!」みたいなツイートが回ってくるんですよ。中にはご丁寧にリプまでしてきて。
正直ドン引きでした。
だって、その間違った情報を流したせいで本当の情報が流れなかったら? もっと確実な情報が欲しいと思っている人が沢山いる筈なのに。
今冷静に考えてみれば多分彼女達なりに「自分にできる事をしたい」っていう気持ちだったんだろうなとは思いますけども。
私的には安全圏からあーだこーだ言うのが凄く嫌だったというか、やる偽善ならばやらぬ善を取るというか。
情報を流すとか、皆に声をかけるとかそういうんじゃなくて、もっと直接的に力になれる事がしたいな…と思い募金に協力をしてました。
何の知識もない人間がボランティアに行っても邪魔になる、就活の為に行く、というのも凄く嫌で。
まあそういうスタンスを貫いていたら友人達からは「凄く冷たいよね。人の事をちっとも考えてない。今日本がこんなに大変なのに」「自分の事しか考えてない、貴方が何を考えているのか全然わからない」「見損なった」とまあそれはそれは。
今まで本当に友人だったんか? と思う言われっぷりで。
まあ、彼女達が回してきた情報に対して「それちゃんとソースある?」とかデマじゃない? とか色々返していたのでイラッとしたのでしょう。
これらを切っ掛けに友人達全員に嫌われて無事学科内ハブをくらいました。卒業まで。
不幸中の幸いというか、当時の私はもうほとんど単位を取ってしまって学校に行く機会が減っていたのでハブになった所でそこまでダメージは無かったのですが。
何と言うか、同調圧力の真髄を見たというか。
アッ、こうやって人間って自分達と違う「異分子」を排除するんだ、という体験をした時期でもありました。と、同時に人間という生き物がうっすら嫌いになった瞬間でも。
その事をこの時期になる度に思い出します。
今となっては彼女達は悪いとも思わないし、かといって自分が貫いた姿勢も悪いとは思ってません……まあ、生きる世界が違うというか考え方が正反対というか。
とはいえ、あれだけの大きな自然災害というのはこんなにも人をパニックに陥れるのだなぁと色んな意味で怖いなと思ってますしできる事なら今後こんな災害は起きないで欲しいと願うばかりです。
それとは別に。
今でも同調圧力が強い場所にはいられないです。自分を殺して長い物に巻かれる、唯々流れに流されるのは思考を捨てた事になるんじゃないかと思っているので。
まあそんな事を思っているのでデカいジャンルには長い間いられないし、いつまでたってもぼっちです。生きるのがへたくそ。
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