終わります。
何が?
私が今の職場に通うのが。

そう、なんと今月末をもって十数年働いていた職場を退職します。
まあ……あの、なんだ、色々ありまして。もうあの場に居られないというか、あそこにいる限り自分の時間はないというか、人生のメインが仕事になってしまっているというか。
まあ兎にも角にもこのまま居続けたらきっとメンタルが終わるだろうなと。

なんというか、虚無に襲われるというか、馬鹿馬鹿しくなってきたというか。
いや、社会人としてこんな事言うもんじゃないのはわかってるんですけども。
でもね、物書きをするのにも何かのイベントに行くにしてもやっぱり自分が元気じゃないと何も楽しくないんですよ。
私の場合、好きなものを吸えなくなってくるとメンタルやばいな…って自覚するんですよね。そうなるともう大好きな物を見ても心がびくともしない。
真っ白なワードの画面を見つめるか、ただただツイッターを眺めるか。
ここ最近そうなりかける事が凄く多くて。

まあ原因は何なのかわかりきっていて、でももう改善しないだろうなという諦め。
そう、諦めです。
何をどう足掻いても今の最悪な状況が変わる事はないだろうという失望、今までいた環境が急激に悪化してそのままどん底を並走してる。
普通どん底に落ちたら後は上がるだけ、なんですよ。
なのに上がる気配が一向に見当たらない、そのままずっと底をずるずる歩いてる。それを数か月。
ある日突然ぷつっ、と糸が切れてしまって。
もうここにいても仕方ないんだ、みたいな決意。

よく「自分を一番に考えろ」っていうじゃないですか。
それを考えたら自分の為に一番なるのが退職、という手段だっただけなんですよね。

まあそんなこんなで後一か月、ふんばっていきましょう。
2026/04/03(金) 01:49 日常 permalink COM(0)
そんな訳で(どんな訳で)FNFの二次創作ページと短編を放り投げてしまいました。
いや、読みたいと思った創作が無くて……だったら自分で書くしかないや!となりまして。

支部にも放り投げてみましたがさてはて。
基本的に人がいない所に創作物を放り投げるので一体コイツは何を書いてるんだ?と思われそうです。私の好きなものを書いている。

いや!あの!ほんとに!
BBMODのストーリーがド癖で…というかBBとアルマロスの関係がド癖すぎて
前にも書いた気がするけど、「良かれと思って」行動した結果BBを殺してしまった天使のアルマロスと、一度死んでしまったけど悪魔の力で生き返ったBB。
アルマロスは人を殺したという大罪により堕天、BBは蘇ってしまった事により幽霊が見えるようになってしまい常人ではなくなってしまって。
正に「お前のせいで俺の人生滅茶苦茶だ!!!」をお互いに叫びあってるという二人なんです…どうです?好きな人いるでしょう??
そんな二人がほんの数ミリでも距離が近付いたら興奮するじゃない、そんな気持ちで書いてました。

BBに関しては生みの親である作者様がアロエースだと言っているのでアルマロスと恋仲にはならずともクィアプラトニック的な唯一無二、にはなれるんじゃないかと思っていて。
アルマロスもパンセのグレイロマンティックとの事なので成り得るよなぁ、とは考えていても如何せん私自身にそういう感覚が無いのであーーー難しい!と二人をフラットな視線で必死に見ている訳です。でも考えれば考える程性愛とかそういう愛情が絡んでこない唯一無二、ってそれ滅茶苦茶いいじゃん……!って事に気付いてそんな二人をいつか書けたらいいな、なんて思ったりもして。
とはいえよ、殺された方と殺した方、なので早々簡単に仲良しにはならんよねーーーーーーと思っている私もいる訳で。
何度噛んでも最高なんだよな…殺し殺されの関係ってなんて美味しいんでしょう、本当に。

そんな気持ちで書き始めたはいいけどまさかあそこまで長引くとは思わなかった。
あれだけ書いておいて二人の距離は㍉単位でしか近付いてないと思っているのでほんっとうに大変な事ですよ奴ら。
最後の最後にマイケルがアルマロスの名前を呼んだけども多分彼はあの後その反動でぐぁあ…となるでしょう。なんてったって自分殺しの天使の名前を呼んじゃったんだからそれはもう呪いの呪文を唱えるのも同然なので…何言ってん私。
アルマロスは多分名前呼んで貰えてちょっとばかり足取りが軽くなってるでしょう。名前ってやっぱり大事だから。

だから!自分が書いた物を後から語るな…語るならBBとアルマロスの事だけにしな……

あの二人の距離をもう少し縮めるには何をどうしたらいいんでしょうね。やっぱりアルマロスにはもう少し可哀想な目に遭ってもらうしか……それこそエンジェルハンターに狙われる、とか。
個人的にはFNFMODの中でも好きなインポスターMODの緑と赤とも絡めたい気もちがあったりする。マイケル、アイツら人狼だ。見た目で判断するな。悪魔だ。またそれか。みたいな。
インポスターというある意味悪魔みたいな奴らが仲良しこよししててしかも恋仲で唯々いちゃいちゃしているだけだから殺すなっていうBBとでも……となるアルマロス。多分悪魔だから生かしていい、っていう考えにはまだ至りきってない感じの。
見たいな……書くか……
と、こうやって色々と書き始めてしまうんですよね。まだオリジナルも全然書けてないのに。
とりあえずこの話はここまでにします、延々としてしまいそう。

以下私による必死な紹介
FNFBBMOD
→MODダウンロードページはこちら。PCで無料でプレイできます。
音ゲーかつノーツが下から上に上がるタイプなので慣れてない人はオプションから上から下に落ちてくるノーツに変更可能です。
本文…というかストーリーは英語ですがわかりやすいのでなんとかなる……と思う…!グーグル翻訳でどうにか理解できるレベル。

FNF BBMOD ついったー垢
→BBMOD本家大本のついったー垢。色々資料や作者様のイラストやらが残っている……最後の方のツイートを見るとこう……心がキュッとしてしまう…
色々あったんだろうな、と察しながらも垢を残してくれた事、イラスト等も消さずにそのままにしてくれてる所に感謝しかない…

FNFWiki
→BBMODの非公式wiki。BBやアルマロスの背景とかが説明されてて凄くわかりやすい。
全ページ英文だけどグーグル翻訳でなんとかなる!

WEEK3をまとめてくれたもの
※YOUTUBEに飛びます※
→ついったー垢に残してくれたWEEK3のデータを元に動画にしてくれたもの。
WEEK2でマイケルと遭遇してからしばらく経った後の二人の話。手書きの謝罪の手紙書くアルマロスかわいい。

ざっとあの…こんな感じでこのサイト達を見ればマイケルとアルマロスってどんな奴ら?がわかると思います
是非ね、この二人にね、落ちて欲しいです私としては。私は突然両ひざに矢を受けてしまったのでもうおしまいです。
2026/03/26(木) 03:20 日常 permalink COM(0)
あの大震災からもう15年が経ったんですね……。
私はあの日丁度休みだったので自宅におりました。

実家は関東で尚且つ地震に強いという県だったが故に自宅周りでの被害はなかったのですが、記憶にずっと残ってるのは揺れの大きさに吃驚した猫がとんでもない高さまで跳ね上がった瞬間でした。
震災数日前に我が家にやってきた仔犬くんは何が起きてるのかわからないな?という顔をしていたのも覚えております。

ちょっと大きめの揺れかな?程度に思っていたもののテレビをつけたらまるで別世界で。
これが本当に日本で起きている事なのか、と画面に映る津波の映像を見ながら恐怖を覚え、自然の怖さを実感した記憶があります。

私の方はというと、こういう大きな自然災害が起きた時に人間の本性がこんなにも露わになるのか…と。
Twitterには様々なデマが飛び交い、それを信じ込んでしまった人々が大騒ぎをして。その情報の出元も調べずに拡散して。
私は当時そういった情報を2ちゃんねるで収集していたので(それもどうなのという気もする)とりあえずTwitterに流れているモノは全てデマだと思い拡散はせずに止めていたのですが…。
何と。
大学の友人達がほぼ全員そのデマを信じてしまいまして。
昔のチェーンメールじゃないですけど、「今こういう状況だから拡散して!」みたいなツイートが回ってくるんですよ。中にはご丁寧にリプまでしてきて。

正直ドン引きでした。

だって、その間違った情報を流したせいで本当の情報が流れなかったら? もっと確実な情報が欲しいと思っている人が沢山いる筈なのに。
今冷静に考えてみれば多分彼女達なりに「自分にできる事をしたい」っていう気持ちだったんだろうなとは思いますけども。
私的には安全圏からあーだこーだ言うのが凄く嫌だったというか、やる偽善ならばやらぬ善を取るというか。
情報を流すとか、皆に声をかけるとかそういうんじゃなくて、もっと直接的に力になれる事がしたいな…と思い募金に協力をしてました。
何の知識もない人間がボランティアに行っても邪魔になる、就活の為に行く、というのも凄く嫌で。

まあそういうスタンスを貫いていたら友人達からは「凄く冷たいよね。人の事をちっとも考えてない。今日本がこんなに大変なのに」「自分の事しか考えてない、貴方が何を考えているのか全然わからない」「見損なった」とまあそれはそれは。
今まで本当に友人だったんか? と思う言われっぷりで。
まあ、彼女達が回してきた情報に対して「それちゃんとソースある?」とかデマじゃない? とか色々返していたのでイラッとしたのでしょう。
これらを切っ掛けに友人達全員に嫌われて無事学科内ハブをくらいました。卒業まで。
不幸中の幸いというか、当時の私はもうほとんど単位を取ってしまって学校に行く機会が減っていたのでハブになった所でそこまでダメージは無かったのですが。

何と言うか、同調圧力の真髄を見たというか。
アッ、こうやって人間って自分達と違う「異分子」を排除するんだ、という体験をした時期でもありました。と、同時に人間という生き物がうっすら嫌いになった瞬間でも。

その事をこの時期になる度に思い出します。
今となっては彼女達は悪いとも思わないし、かといって自分が貫いた姿勢も悪いとは思ってません……まあ、生きる世界が違うというか考え方が正反対というか。
とはいえ、あれだけの大きな自然災害というのはこんなにも人をパニックに陥れるのだなぁと色んな意味で怖いなと思ってますしできる事なら今後こんな災害は起きないで欲しいと願うばかりです。









それとは別に。
今でも同調圧力が強い場所にはいられないです。自分を殺して長い物に巻かれる、唯々流れに流されるのは思考を捨てた事になるんじゃないかと思っているので。
まあそんな事を思っているのでデカいジャンルには長い間いられないし、いつまでたってもぼっちです。生きるのがへたくそ。
2026/03/12(木) 02:42 日常 permalink COM(0)
昨日ようやくゆぎおの短編ページに創作物をぶちこみました。
このサイト作ってからどれだけ時間が経ってるとおもっ……

まああの、このサイト実はまだ未完成だから……!全然中身ないし…!

何かしら更新しなきゃな…とは思っていたんですけど中々
どれから投げようかとか順番も考えてたんですけど、折角なら他に出してないやつを出そう!と思ってああなりました。
一本しっかり書いてたのに内容が内容で出すの止めてしまったやつ。

実はカニバ癖でちょいちょい書くんですけど、以前FGOのぐだオベで書いた時はあまり反応が無くて…
ぐオの民、そこそこニッチなものでも美味しい!!って食べてくれると思っていたので予想以上に読んで貰えなかったのは中々にキツいものがありました。
いや、多分私の存在が小さすぎたのかもしれない。もっと他の人が評価されてたし…とまあ当時の私は割としょげてしまったんですよね。承認欲求に敗北した創作者の姿です。
それもあって支部に投げるのは危ないな…って書いたはいいけどお蔵入りにしてました。多分2年くらい。

で。満を持してこのサイト第1作目にしてしまいました。いかがだったでしょうか。美味しく食べてもらえたら最高に嬉しいです。

BLのバース物結構好きでよく読むんですけど、ケーキバースは合法カニバができるのでいい設定だなって思います。
食べちゃいたい程愛してる、を物理で表現できるので……。
実はアレを書いた当時も丁度「食べちゃいたい程愛してる」ってどういう事や??? となり、そういう本を求めて色々な書店の人類学の棚を巡ったりもしました。
調べたり考えたりしてる内に楽しくなっちゃって…もっと早くにこのテーマにハマっていたらきっとそういう物を調べて、カニバ云々に関する卒業論文を叩きつける大学生になっていたかもしれません。
地獄に関する卒業論文とどっちの方がマシだったんだろうか……どっちにしても教授には見放されそうですね!(何も助言する事がないから好き勝手書いていいよ、と言われた大学生時代)

投稿するにあたって読み返して、文字化けしてしまった濁点喘ぎを修正したり矛盾点を見返したりしていたんですけど、自分が書きたい物を書いてるが故に読み返しても「好……」ってなれるの最高にいいですね。自給自足沼にいるといつの間にか承認欲求から解放されるから良い。いや、これは多分私だけの話。
以前連載した「しょうもない話」といい、今回のビタァチョコレヰトといい、どうやら私は唯々甘い話を書くのは苦手なようです。
夏に連載していた、CP未満の二人か共依存に近い二人なら書ける……いやしょうもないな???

ちなみに、ビタァチョコレヰトに関してはもう少し長く書こうかな…とも思っていた時があって、話の最終地点としては結局食欲に抗えなくなってしまったゆまがベを「食べきって」しまい、最後に残った瞳をホルマリン漬けの小瓶に入れてハートランドを離れ、各地に旅に出る……というものでした。食べきれって書いたのにね。食べきって貰えなかったね、可哀想なベクター。
多分ゆまがベクターに留めを刺すのも情事の最中で、殺ってしまった事に気付いて我に返ったゆまがカイトとシャークに連絡、二人が慌てて現場に駆け付けると素っ裸で血まみれ(口に肉片がついてる)ゆまとこと切れてるベクターがベッドに転がってるという状況を目にするんですね、最悪じゃん。
カイト、シャーク、おれ……おれ……って食いちぎったベクターの一部を持ったまま助けを求める姿とかもういてもたってもいられなくなるやつ。

と、こんな所までは考えて形にしようと思ったんですけど流石にやりすぎか……となりそのまましまいっぱなしだったのでこの記事で供養します。
2026/03/03(火) 02:06 YGOのこと permalink COM(0)
どうして今更。
いや、つべにちろっと出てきて。
えっっ、このキャラめっちゃ飛鳥了っぽくない?!?!って思ったのが最後。

BBMODに沼りました。

何でよ……何で、今更……。
いや、あの、ほんと堕天使な彼にホイホイされて動画を見る→BBと堕天使の関係性がド癖すぎる。
どうして私はこう…殺した人間と殺された人間のあれそれが好きなんでしょうか……誰だ私の癖を捻じ曲げたのは。
多分これはルートを辿ると恐らくリボーンの六道骸に行きつくと思うんですがアイツに青春を捧げたばっかりに本当に色々と捻じ曲がってしまった感ある……
後ベクター、これは完全にある。
純粋な人間が何らかのきっかけで魂が捻じ曲がってどうしようもなく堕ちていく、っていうの滅茶苦茶好きなんですよね……。
で、それに巻き込まれる被害者というかなんというか。

まあそんな訳でこれは解説動画だけではなくて実際に自分でもプレイしないと! と思ってFNFのMODをダウンロードしました。下から上に上がるノーツの音ゲー慣れなさすぎる……!
のでオプションで上から下に変えてしまいました。これならいけるぜ!

という事でMOD内のストーリーを自分の目で見て。
ああやっぱりだめだこの二人好きすぎる、と今に至る訳です。
悪魔は悪だから殺さなきゃ!良かれと思って!でGFを殺しにいくもそれを庇ったBBを誤って殺してしまい、人間を殺すという大罪で堕ちる天使ことアルマロスくんが癖すぎる……そうだよね、天使からしたら悪魔は悪だもんね……
殺してしまった筈のBBは悪魔の力で蘇ってるし自分は天に帰れないしでもうそれはそれは見事に捻じ曲がって……えぇん好……

「俺は天使だ!善い人なんだ!そっちには悪魔がいるだろ、悪じゃないか!」

って必死に喚く姿がもう…
というか弾13発しか残ってないって言ってたけどあーた曲の最中滅茶苦茶銃ぶっ放してない⁈
BBを殺しかけて説教されてラップバトルでも負けてうぐぐ……ってそのまま敗走しちゃうの可愛いがすぎる、そうだねやっとスタートラインに立てたね。

このMOD、どうやらこの続きもあったらしいのですが、色々あって開発中止になってしまった様です……悲しい、あまりにも悲しすぎる……
作者様のデカい心により続きのストーリーと曲が公開されていたので一応流れを知る事はできたのですが、これっっ……有り得た未来にならなかったの本当に……虚しいッ…!
と咽び泣くなどしました。

いや、タイ沼にいても凄く思うんですけど、海外ファンってすぐにアンチになりません??
というか相手に対して必要以上に期待しているというか、こちらの希望に応えて当たり前だよね、みたいな。
少しでも自分の理想通りじゃない、とか気に入らない、とかあるとすーぐ大声で騒ぐ印象がある。

折角の創作物が人間の愚かな争いで一生のお蔵入りになるのが本当に勿体ないな……と思う次第。
BBとアルマロスで何か書き始めたら笑ってやってください。
2026/02/25(水) 01:43 日常 permalink COM(0)
映画8番出口。
映画館で見たい見たいと思っていたものの、中々時間が取れずに見に行けなかった映画がサブスクにきていたので早速鑑賞。

大元のゲーム自体は知っているので、あのシンプルなゲームをどうやって映画に落とし込むのだろうと。
まさかのカンヌでも評価されていたし、評判自体はそんなに悪くないな…というのが見る前に抱いてた印象でした。

いざ。

いや……何、めっっっちゃいい映画じゃん……!
感動する、とかそういう意味ではなくてゲーム実写というジャンルの上位に確実に食い込んでくる……個人的にゲーム実写で出来がいいって思っているのはサイレントヒルの実写なんですけど(但し一作目のみ)それと同じくらい原作に対する愛と理解と感じました。原作リスペクトしている作品は見ていて気持ちいい。

映画に対する前情報というかネタバレは余り吸わずにいたので(おじさんに自我がある、という程度)見ていてなるほどなぁ!となる所があったのは新鮮で良かった。
ホラー要素強めだ、というのも耳にしていたのでどんなものかと思いきやこれまたメンタルに来る悪趣味なじっとり系ホラーで厭らしくていいなぁ、なんて思ったりもして。
人生にも地下通路にも迷ってしまった二宮くんへの最大の精神攻撃として「赤ちゃんの泣き声」をチョイスしてくるあたり、あの地下通路には迷い込んだ当人の深層心理かなんかを反映する部分があるんだろうなぁ、なんて考えてみたり。

迷う男、人生にも地下通路にも迷っている……その描写が良かったですね。
元カノと別れる・子供の父になる/ならない・諸々
ゲームでは唯の異変の巣窟である8番出口という場所を彼自身の成長の場にしているのが何とも。
喘息持ちである・父親がいない・恐らく被災している、とまあ彼本人苦労してきたんだろうなぁと思わせる二宮くんの疲れた男の演技もとても良かった…いや本当に良かった。

おじさんが喋った!!!!!

いや今作最大の驚きはこれに尽きるのでは。
ゲームでは唯々歩いているだけだったおじさん。時々おじさん本人が異変と化してこちらに襲ってくるおじさん。
おじさんの背景がここで語られるとは。
おじさんに問いを投げかけてきたJK、あれはきっとおじさんが日々思っていた事なんでしょうね。
ぎゅうぎゅう詰めの満員電車に乗って、仕事して、残業して、家帰って寝る。毎日これの繰り返し。
その日々の虚無というかなんというか、何でこんな毎日を繰り返して……?という疑念は私も常に抱いているので気持ちはわかる。
かと言ってあの地下通路を延々と歩くだけの存在になりたいかと言われたらNoですけれども。
そう考えるとおじさんの視点が所謂一般的な社会人、のそれなのかもしれない……地下通路から出ようとする余り周りが見えなくなって、一緒にいた少年の目線にもならず、自分の事だけを考えた挙句あの通路に飲み込まれて自分が異変になってしまった。
おじさん、社会人やるのとあそこで永遠に歩き続けるのとどっちのがしんどい??異変になったおじさんはもうそういう事すら考えられ無さそうだけど……。

そして少年。
おじさんと一緒にいたけれど後々二宮くんと合流する「お助けキャラ」的ポジションでもあるし、迷う男にとっても重要な存在になる彼。
おじさんと一緒にいた時は口が利けない子なのかと思っていたけれど、あれは単におじさんが怖くて(警戒しすぎて)声が出せなかっただけなのかもと。
彼……個人的には迷う男の息子くんでは?と思ってるんだけど、父親はいないと言っていた事を考えると迷う男と彼女が別れてしまった世界線の存在なんだよなって。
それを考えるともしかするとあの地下通路は彼自身を救済する場でもあったのかもしれない。何言ってるかわからなくなってきたぞ。
個人的には最後、彼はちゃんと脱出できたと思います。だって迷う男が「迷う事なく」助ける事を決心したから。きっといつかチーズがいっぱい乗ったピザを一緒に食べる日が来るでしょう。

そしてラスト。
大して満員でもない電車で泣いてる赤ちゃんをあやすお母さんとそれに突っかかってる煩い男。
最初はスルーしていた二宮くんが今度は何らかのアクションを起こす、という所で綺麗に終わり。
いや、いい終わり方ですね。

個人的にテーマ曲がボレロだったのもとても良くて。まあループといえば!みたいな部分もあるかもですが。
ゲームの世界観に上手く肉付けができていた、そんな映画だったと思います。
映画館で見たかったぁあ……!
2026/02/08(日) 23:52 映画感想 permalink COM(0)